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【新刊紹介】野村文男祝詞集 野村文男著 神職の在り方体現 氏子総代にも推薦

平成29年04月03日付 6面

 野村文男氏は、愛知県刈谷市の神明神社宮司として奉仕四十五年、古希を迎へられた記念に、これまで折々に創作奏上されてきた祝詞を編輯整理の上、刊行された。母校國學院大學の教科書『新神社祭式行事作法教本』に、「祝詞の起草、浄書、奏上について、特に配慮すること――我が祝詞の集成を志すこと」と記してゐるが、旧教本にもこのやうにあり、まさに先師の教へを守り大部の著書として刊行されたこと、心から敬意と祝意を申し上げたい。
 野村さんの祝詞を拝読させていただき、精一杯御奉仕される姿が髣髴としてくる。地域社会の中で神職に求められることを、よく自覚して背中で教化されてゐる。また、郷土の歴史や地域の指導者たちの理想や活動への理解が行き届いてゐて、自づと宮司さんへの信頼も高まるのだらう。神職のみならず、氏子総代さんにも推薦したい祝詞集である。
〈本体3500円、戎光祥出版刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學教授・茂木貞純)
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