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【新刊紹介】藤原新也著『沖ノ島 神坐す「海の正倉院」』 神宿る玄界灘の聖地沖ノ島の魅力写真で

平成29年07月03日付 5面

 関係者が世界遺産登録を目指す「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産としても注目される沖ノ島の魅力を伝へる良書が、このたび発刊された。

 世界遺産登録に関しては、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関「イコモス」が四件の構成資産の除外等を条件とする登録勧告を五月五日におこなった。

本書に説明される宗像大社や宗像氏の歴史などを見ても、その信仰が中津宮や辺津宮をはじめ他の構成資産と一体になってゐることは明らかだ。
 「科学技術の発達した世にあって、情報が遮断され、触れてはならない自然が玄界灘の一角に残されていることの意味とは何か」――著者は問ひかける。「船の航跡を眺めながら、そこに込められた古代人のメッセージに聞き耳を立てている自分がいた」――。本書を通じて、知られざる沖ノ島の魅力と「メッセージ」に触れてみてはいかがだらうか。
〈本体1200円、小学館刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉(二)
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