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【新刊紹介】森弘子文・安本多美子写真『さいふまいり 太宰府天満宮への道すがら』 信仰の歴史踏まへた神社と地域繋ぐ好著

平成29年09月11日付 6面

 表題の「さいふまいり」とは、本書によれば「太宰府天満宮に参詣するとともに、付近の名所旧跡を訪れること」で、官人や文人の参詣は平安時代からあったものの、江戸時代に「爆発的に庶民の間にも広がっていった」といふ。本書は全篇カラー刷りで、福岡・太宰府天満宮の由緒や祭り、境内のほか、門前町や周辺の名所に至るまでを紹介。まさに現代の「さいふまいり」のための一冊といへる。

 骨太な内容を包み込むやうに、本文は全篇を通じてなぜか親しみやすさを感じさせる。おそらく、長年太宰府と向き合ってきた森氏だからこその営為なのではないだらうか。
〈本体1800円、海鳥社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉(裕)
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[34540003] さいふまいり 太宰府天満宮への道すがら 新刊 おすすめ
1,800 円(本体価格)
森弘子(文) 安本多美子(写真) / 海鳥社
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