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【新刊紹介】吉原祥子著『人口減少時代の土地問題』、宮本雅史著『爆買いされる日本の領土』 「武器を持たない戦争」の「今」を知るための2冊

平成29年09月18日付 5面

 今回紹介する二冊の新書は、いづれも土地に関する問題を取り扱ったものだが、両書にはさらに共通する点がある。それは、「外資による森林(土地)買収」の問題が発端にあるといふ点である。

 両書の巻末には、政策的な提言も記されてをり、産経新聞の編集委員でもある宮本氏は外国資本による土地買収は「武器を持たない戦争」であると説く。

 不動産の登記や所有権・財産権の問題と、それをめぐるさまざまな課題について、改めて考へるきっかけとなるのが吉原氏、宮本氏の著書であるものと思ふ。ぜひ御一読をお薦めしたい。
〈『人口減少時代の土地問題』=本体760円、中央公論新社刊。『爆買いされる日本の領土』=本体800円、株式会社KADOKAWA刊。いづれもブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學准教授・藤本頼生)
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