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【読書】榎村寛之著『斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史』 斎王主軸とする国史再考するきっかけに

平成29年10月09日付 6面

 著者は本著を小説家の故・氷室冴子氏のために書いたといふ。『なんて素敵にジャパネスク』とともに青春時代を過ごした世代には、手に取らずにはゐられない一冊ではないだらうか。

本著は斎王を主軸に据ゑて記述された「国史論述書」である。「歴史事象には正にも負にもなる側面がある」―読者は各々の感性で本著を消化され、この国と祭祀のあり方について考へるきっかけを得られるのではないだらうか。

〈本体920円、中央公論新社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(神社本庁録事・阿部めぐみ)
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