文字サイズ 大小

甲斐素純著『神社のあいうえお』 学ぶ側と解説する側双方にとっての良書

平成30年02月12日付 6面

 神道・神社についての一般向け解説書は、雑誌やウェブサイト上の特輯なども含めて、近年多く発表されてゐる。これは、神社参拝への関心の高まりによるものと思はれるが、その内容はさまざまである。なかには、私ども神職からみて、首を傾げるやうな内容のものもある。たとへば「午後に神社に参拝すると運気を落とすので参拝を避けるべきである」「神様は金属アレルギーなので輝く装飾類は外す」などである。
 さうした状況のなかで出版された『神社のあいうえお』は、大分県神社庁理事・宝八幡宮宮司の甲斐素純氏によるものであり、初学者が手にするうへで相応しい書である。

イラストや写真も多く収録されてをり、これから神道・神社について学びたい方にとって必携の書であるだけではなく、日々氏子教化に携はる私どもに対しても、ひじょうに有益な視点を提供する良書である。
〈本体1200円、文芸社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(島根・美保神社権禰宜 横山直正)
関連書籍
[31380035] 神社のあいうえお
1,200 円(本体価格)
甲斐素純 著 / 文芸社
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧