文字サイズ 大小

【新刊紹介】野本暉房写真・倉橋みどり文・鹿谷 勲序『神饌 供えるこころ 奈良大和路の祭りと人』 息を呑む美しさ 神饌に見る祈り

平成30年07月02日付 6面

 本書は、奈良県各地の神社の祭事において献じられるさまざまな神饌を、写真家の野本暉房氏が長年に亙って撮影したもので、編集者で俳人の倉橋みどり氏が解説、民俗学者の鹿谷勲氏が序文を添へてゐる。神饌そのものの写真だけではなく、祭典の様子や参加する人々、さらには、準備に勤しむ神職や氏子の表情が生き生きと写し出されてゐる。

 頁をめくるごとに、古代の人々の神々への感謝の思ひが伝はってくる。また、このやうな伝統を綿々と守ってきた神職と氏子の方々に深い敬意を感じずにはゐられない。
〈本体1800円、淡交社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(秋草学園短期大学教授・中村陽一)
関連書籍
[30180037] 神饌 供えるこころ おすすめ
1,800 円(本体価格)
野本 暉房 倉橋 みどり / 淡交社
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧