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【新刊紹介】三橋 健監修・海部やをとめ著『倭姫の命さまの物語』 神社伝来の内宮所伝本で 『倭姫命世記』を平易に

平成30年07月09日付 6面

 丹後国一宮・元伊勢籠神社の社家に生まれた著者は、神明奉仕のかたはら、同社に伝はる内宮所伝本『倭姫命世記』をはじめとする史料等の管理研究をしてゐる。内宮所伝本『倭姫命世記』は、一般の『倭姫命世記』と相違点があり異本系といはれる。本著の口語訳は、この内宮所伝本を典拠にしてゐる。
 本文中、随所に番号が振られ、その番号は、本文下の「さらに詳しく知りたい方のために」と記された脚注・補注にリンクしてゐる。その配慮がありがたい。

 奈良から丹後、再び奈良、和歌山、岡山。再々の奈良では、豊鋤入姫命から倭姫命へ御杖代のお役目が委ねられ、伊賀、滋賀、岐阜、愛知、そして伊勢へ。今後、神宮に参拝する際には、きっとこの本のことを思ひ出すことだらう。

〈本体2300円、冨山房インターナショナル刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(神社本庁録事・阿部めぐみ)
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