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【新刊紹介】秋野淳一著『神田祭の都市祝祭論 ―戦後地域社会の変容と都市祭り―』 都市祭礼研究のフロンティア 実態調査から現状と課題分析

平成30年08月06日付 6面

 近年、都市祭礼研究に再び熱い眼差しが注がれはじめた。

 いづれも分析の鋭さを競ふ実り豊かな研究であるが、惜しむらくはこれらの研究では、都市祭礼における聖性と社会構造の再生を真正面から論じてゐるとは言ひ難い。
 かうした輓近の都市祭礼研究の中で、宗教学の領域から一人の俊英による研究が著されたことは洵に喜ぶべきことである。秋野淳一著『神田祭の都市祝祭論―戦後地域社会の変容と都市祭り―』である。

 本書は、都市祭礼の聖性と維持集団との相関研究に資すること洵に多大であると信じる。
〈本体13800円、岩田書院刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(北区飛鳥山博物館学芸員・石倉孝祐)
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