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所 功著『近代大礼関係の基本史料集成』 皇位継承儀礼の意義 国民に広く伝へる書

平成30年10月01日付 6面

 平成三十一年四月三十日に天皇陛下が譲位、翌五月一日に皇太子殿下が践祚(即位)され、十月二十二日に即位礼正殿の儀、そののち十一月には大嘗祭が斎行される予定になってをり、光格天皇の譲位以来、実に二百二年ぶりに上皇が居られる時代を迎へる。このやうな時に、本書が刊行されたことは学術上の意義のみならず、広く国民に皇位継承儀礼が如何なるものか、といふことの普及に重要な位置をしめることにならう。本書は、著者が長年に亙り研究をされてきた明治・大正・昭和三代の即位礼・大嘗祭および改元に関する記録や絵図などを紹介し、近代の即位大礼の在り方を考証された十六章から成る

 明年に迫った御代替りの時に、本書が神社界・学界のみならず、多くの人々の手に取られることを期待して已まない。
〈本体7000円、国書刊行会刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(皇學館大学研究開発推進センター神道研究所助教・佐野真人)
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