文字サイズ 大小

【新刊紹介】江崎道朗著『日本占領と「敗戦革命」の危機』 戦前・戦後の歴史からインテリジェンス学ぶ

平成30年11月05日付 6面

 本書は江崎氏の前著『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』の続篇として著された。「敗戦革命」はまづ、共産主義者が世界各国のマスコミ、労組、政府、軍の中に工作員を送り込み、祕密裏にその国の世論に影響を与へ、対象国の政治を操る。そして本書では、資本主義国同士をいがみ合はせ、戦争を引き起こして敗戦に追ひ込むことで、その混乱に乗じて権力を奪ひ、共産党政権を樹立しようとする試みが第二次世界大戦中から準備され、日米戦争の終結後も続いてゐたといふ恐るべき事実を明らかにする。

 国際社会の厳しい現実の中で、いかに国民の生命と財産を守り抜いていくのかが問はれてゐる。私たち一般国民も歴史に学び、政治・経済に関して洪水のやうに溢れかへるインフォメーションを適切に取捨選択し、インテリジェンスへと昇華させる判断力を養ふ必要がある。本書はその一助とならう。広く一読をお薦めしたい。
〈本体1200円、PHP研究所刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(東京都神社庁録事・本紙通信員 二藤泰明)
関連書籍
[30120073] 日本占領と「敗戦革命」の危機 新刊 おすすめ
1,200 円(本体価格)
江崎道朗 / PHP研究所
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧