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【新刊紹介】山名隆弘著『中世鷹飼の春秋』 神道文化の多様性を鷹狩・鷹飼の視点で

平成30年11月19日付 6面

 神々を奉斎し、祈願と感謝を捧げる祭祀・神事にあっては、神饌を供へ、幣帛を奉り、併せて祝の詞を奏し、或いは神楽や舞楽といった芸能、相撲や歩射・騎射といった武芸など、神々への「奉上」が殊に重視されることは広く知られてゐる。本書は、さうした捧げるといふ行為が、時として別の役割も果たすことを教示する一冊である。

 鷹狩と罪業観、神への捧げ物といふ、一見すると異なるものが実は密接に結び付いてゐる、さうした神道文化の多様性を、本書からは改めて教はったやうに思ふ。
〈本体1389円、雄峰舎刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學研究開発推進機構助教・吉永博彰)
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