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【新刊紹介】宮本雅史・平野秀樹著『領土消失―規制なき外国人の土地買収』 外国人の土地取得 日本の無策を憂ふ

平成31年02月11日付 6面

 本書、第一部では宮本氏が対馬や奄美・北海道などでの外国人による国土買収の実態を報告。第二部では平野氏が、外国資本から国土を守るためのルールづくりなど具体的な対応に触れた上で、このまま法整備が進められない場合、わが国にどのやうな未来が待つのかについても理性的かつ論理的に述べてゐる。
 十年余に亙り外国人による国土買収の危険性を訴へてきた平野氏と、その活動を報道取材の立場から支へてきた宮本氏のタッグによる本書は、次世代の日本を憂へ、思ひやる書でもある。
 「この国は老いたモラトリアム国家のように、危機が目の前に現れるまで、いや目の前に証拠をつきつけられても、なお目をそむけ、耳をふさいでやり過ごそうとしているのではないか。そうやって呑み込まれていくのであろう」といふ国の無策を厳しく批判する平野氏の言を、我々神社人はいかに受け止めるべきだらうか。まづはぜひ本書を紐解いて、著者の抱く危機感を共有いただきたいと思ふ。
〈本体840円、株式会社KADOKAWA刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學准教授・藤本頼生)
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[35630003] 領土消失 規制なき外国人の土地買収 新刊 おすすめ
840 円(本体価格)
宮本雅史・平野秀樹 / 角川新書
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