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古代の祭祀構造と伊勢神宮 塩川哲朗著 祭祀と神職・神道を 考へるよすがとして

平成31年04月01日付 6面

 今年の御代替りもあってか、近年、祭祀制度や儀礼に関する研究が盛んになってゐる。その渦中の一人である塩川氏による待望の書が刊行された。儀式書や祝詞の言葉、神宮祭祀の構造分析等を通して、古代における国家祭祀と神社祭祀との関係性を分析した研究書である。

 氏がとりわけ強調するのは、古代以来の日本における神と人との関係の連続性である。その具体的なあり方が祭祀である。

 多少、専門分野に関する知識が要求されるが、必ずやその努力に見合ふ収穫が得られるであらう。神社関係者に一読をお勧めする所以である。
〈本体12000円、吉川弘文館刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(宮城・金蛇水神社名誉宮司、東北福祉大学名誉教授 高橋美由紀)
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