文字サイズ 大小

【新刊紹介】千種清美著『三重の神饌 神に供える御膳』 「祭りの場」の視点で神饌の重要性を語る

令和元年06月24日付 6面

 本書は、すでに『三重 祭りの食紀行』(風媒社)を著してゐる著者の、二冊目の「神饌本」である。皇學館大学の非常勤講師でもある著者は、三重県に生まれ、地域誌の編集長から文筆家となり、伊勢神宮にも深い造詣を持つ。その経験が活きてゐるのだらう、全百十六頁で、第一章「海魚」、第二章「酒」、第三章「飯」、第四章「すし」、第五章「御田植祭と食」からなるブックレットのやうな本書は、とても親しみやすい三重県の神饌の紹介書となってゐる。

 持ち運ぶのにもほど良い大きさの本だ。本書を片手に、祭りを訪ねてみたくなった。
〈本体1000円、風媒社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學兼任講師・島田潔)
関連書籍
[31840006] 三重の神饌 神に供える御膳 おすすめ
1,000 円(本体価格)
千種清美 / 風媒社
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧