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【新刊紹介】井上茂男著『番記者が見た新天皇の素顔』 新帝陛下を間近で取材 名物記者の「解説書」

令和元年07月08日付 6面

 天皇陛下のお言葉は宮内庁のウェブサイトをはじめ、新聞、雑誌等で紹介され、多くの人々が拝することができる。しかしそのお言葉が発せられる場に臨むことができる記者は限られてゐる。いはゆる宮内庁詰めの新聞・テレビの「宮内記者」と呼ばれる人たちだ。このなかで数年、宮内庁を担当した人は多いが、宮内記者歴が数十年に及ぶ人は少ない。このたび『番記者が見た新天皇の素顔』を上梓した井上記者は、そんな「名物記者」の一人だ。
 読売新聞社会部記者だった井上記者は、平成元年十月から五年六月まで「皇太子番」として、今上陛下の御結婚取材や「立太子礼」、平成の「即位礼」「大嘗祭」等を取材。十七年から二十三年まで、編集委員として宮内庁に常勤してゐた。

 今上陛下が今後、どのやうに歩みを進めていかれるのか、大御心を拝する際、名物記者の長年に亙る鋭い視線での取材記録を纏めた同書が、一つの解説書となるのではないだらうか。
〈本体920円、中央公論新社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(本紙記者・松本滋)
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