文字サイズ 大小

【新刊紹介】西川 恵著『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』 皇室の御活動知る縁に諸外国の声掘り起こす

令和元年08月12日付 5面

 本書は、皇室における国際交流の歩みと、その皇室や日本に向けられた諸外国の声を掘り起こしてゐる。尊敬されてゐるか否かは読者の判断にゆだねるとして、皇室の御活動を知るよすがとなるはずだ。

 御代替りを迎へて間もなく発行された本書は、タイトルこそ新書にお約束の「○○はなぜ××なのか」の類で、また日本礼讚本の一種のやうであるものの、内容は皇室と外国王室、或いは元首らとのエピソードを、元記者らしい筆致でいくつも紹介してゐて興味深く読み進められるもので、決して安易な便乗本ではない。

 この国際交流が必然の時代、日本といふ国が持つ歴史と文化、そしてそれを今に体現してをられる天皇陛下がどのやうな御存在なのか、御大典の年を機に世界を鏡とすることで、私たち日本人もあらためて実感できるだらう。
〈本体760円、新潮社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(ライター・植戸万典)
関連書籍
[30710085] 皇室はなぜ世界で尊敬されるのか 新刊 おすすめ
760 円(本体価格)
西川 恵 / 新潮社
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧