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【新刊紹介】稲垣栄洋著『イネという不思議な植物』 稲・米の生態とともに日本人との関係考へる

令和元年09月16日付 6面

 本書は、若い読者に向けて刊行された『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』に続く三冊目である。

 本書で取り上げられたのは「イネ」。イネもまた奇妙で不思議な生物であると筆者はいふ。しかもイネは日本人の歴史や文化と深く関はってゐる。日本人はイネを作るために田んぼを耕し、日本の原風景を作り出した。また米が貨幣の代はりであった時代も存在するし、現代でも米は経済的に重要な作物である。

 今秋、大嘗祭を迎へるにあたり、改めて米と日本文化を振り返るべく本書を紹介する。
〈本体820円、筑摩書房刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(兵庫・廣田神社禰宜 嶋津宣史)
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[30960042] イネという不思議な植物 おすすめ
820 円(本体価格)
稲垣栄洋 / 筑摩書房
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