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【新刊紹介】藤田大誠編『国家神道と国体論―宗教とナショナリズムの学際的研究―』 「国家神道」と「国体論」の融合 

令和元年12月02日付 5面

 待望久しい研究書が刊行された。目的は明確で、国家神道研究と国体論研究との融合である。編者の藤田大誠によると、両テーマは、「深い交渉を持たないまま、それぞれ固有の文脈を以て別個に展開」してきたといふ。「両者の成果を有機的に接続」し、「その実態や特質を実証的かつ総合的に描こう」とする、極めて革新的な試みである。この難テーマに挑んでゐるのが、二十二人の新進気鋭の若手研究者たちである。

 思想信条に偏らない編輯も施されるなど、実証的研究書となってゐる。初めから色眼鏡で見るのではなく、まづは興味ある事項から紐解いていただきたいものである。

〈本体7000円、弘文堂刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉(宮崎・鵜戸神宮宮司 黒岩昭彦)
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