文字サイズ 大小

【新刊紹介】平野秀樹著『日本はすでに侵略されている』 日本の現状と未来考へる貴重な一書

令和2年02月03日付 6面

 本書では、北海道や対馬はもとより、奄美諸島の加計呂麻島、沖縄の宮古島など辺境の要地の現状や神奈川県横須賀市など、東京の喉元ともいふべき地での奇妙な土地買収からなる国土不明の様子を描き出してゐるが、著者の説く土地不明化を契機とするわが国の未来予想図を考へると、本書が綴る「令和」の近未来がまさに杞憂であってほしいと願ふのは筆者だけではないと思ふ。

 衝撃的なタイトル以上に本書の持つ意義は大きいものと思ふ。また、人口減少社会となった日本の現状と未来を考へる上でも貴重な書であらうと考へる。ぜひ御一読いただきたいと思ふ次第である。
〈本体740円、新潮社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學准教授・藤本頼生)
関連書籍
[30710086] 日本はすでに侵略されている おすすめ
740 円(本体価格)
平野秀樹 / 新潮社
詳細

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧