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渡辺精一著『諸子百家』 本邦へも多大なる影響 古代漢土思想の入門書

令和2年06月22日付 4面

 本書は諸子百家のうち、代表的な人物(孔子・老子・荘子・孟子・荀子・韓非子・孫子)の思想と人生を通じて、彼らの思想を生んだ時代背景と、思想内容について平易に知れる。

 上代人も教養として、或いは『日本書紀』編纂の参考書として、読んでゐたやもしれぬ諸子百家の書。本書は引用を現代語訳に改めてをり、古代漢土思想の入門書として難なく読み進めることができよう。『日本書紀』撰進千三百年の慶賀すべき年にあたり、上古に想ひを募らせる方々には、一読されんことを推す次第である。
〈本体960円、KADOKAWA刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學大学院博士後期課程・大貫大樹)
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