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深川保典著『愛国者のための 東京案内』 東京を独自視点で 関心一層深まる書 千葉布子

令和2年07月27日付 4面

 帝都・東京の歴史を紐解きながら、「先人の生きてきた証」である現在のまちの姿について、中央大学法学部を卒業して大学講師、市議会議員などの経歴を持つ著者の博学な知識と独自の視点を用ゐ、細やかに記してゐる。まるで自らが東京随所を歩いてゐるやうな気持ちになる一冊であり、東京への関心を一層強くさせてくれる。
 この東京案内は皇居から始まり、東京駅・原宿・代々木・六本木・赤坂・靖國神社・渋谷・東京タワー・スカイツリー・築地・新宿・池袋・銀座・神田・秋葉原・品川・上野と、今では馴染み深い主要都市や大型建造物ごとに章分けされてゐる。それぞれの場所と保守派との関はり、すなはち“真実”が書かれてゐるといへる。

 現在は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたものの、第二波の兆しが見え隠れしてゐる。人々の外出に対しての意見も分かれてゐる。そのやうななかだが、次に東京をめぐる準備を、本書からぜひ、してみてはいかがだらうか。
〈本体1600円、扶桑社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(東京・飛木稲荷神社権禰宜 千葉布子)
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