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山下久夫・斎藤英喜編 『日本書紀一三〇〇年史を問う』 日本書紀の受容史 幅広い領域で論ず

令和2年11月09日付 6面

 日本書紀は、養老四年(七二〇)五月二十一日に撰上された。成立の翌年から平安時代前期にかけて講書(日本紀講筵)がおこなはれ、その記録は日本紀私記として残された。その後もさまざまな形で受容されてきた。今年は千三百年といふ記念すべき年であったが、コロナ禍で記念行事や講演会等も規模の縮小や延期・中止が多かったのではなからうか。
 そのやうな中で、本年六月に出版されたのが、『日本書紀一三〇〇年史を問う』である。千三百年の受容史を古代・中世・近世・近現代に分けて、国文学、歴史学、神話学、思想史研究など幅広い領域の研究者が執筆する。

 本書は、日本書紀の受容についてさまざまな視点を与へてくれる一冊である。
〈本体8500円、思文閣出版刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(皇學館大学教授・皇大研究開発推進センター長 大島信生)
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山下久夫 斎藤英喜 編 / 思文閣出版
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