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前田康弘著 『歴史を変えた挑戦 國學院大學陸上競技部で僕が実践した非エリートで強いチームをつくる方法』 現任の監督が綴る 駅伝勝利への道程

令和2年12月21日付 5面

 駅伝といふ競技名の発祥は大正時代の神宮皇學館館長であった武田千代三郎先生が、大正六年、奠都記念駅伝競走の実施に際し、日本の古代駅制に倣って「駅伝」といふ名称を考案したものが採用され、以後これが使はれるやうになったといはれてゐる。
 コロナ禍の今年、スポーツの話題が乏しい中、この「駅伝」で神職養成校の二校、國學院大學と皇學館大学の頑張りが、我々を元気付けてくれてゐる。
 國學院大學は、昨年の出雲駅伝初優勝、箱根駅伝三位と好調を維持し、皇學館大学は、今年の全日本大学駅伝での川瀬翔矢選手の活躍が目を引いた。
 この國學院大學陸上競技部の監督としてチームを牽引する前田康弘監督が、このたび『歴史を変えた挑戦 國學院大學陸上競技部で僕が実践した非エリートで強いチームをつくる方法』といふ本を出版した。

 本書では、駅伝ファンならず、ビジネスの指南書として前田監督の采配がどのやうに変化し、勝利に繫がっていったかを、克明に記し興味深い内容になってゐる。

若い職員を抱へる神社の管理職にとって絶好の指南書の一つとも言へよう。
〈本体1500円、KADOKAWA刊。ブックス鎮守の杜取扱予定〉
(甲斐國一宮淺間神社宮司・古屋真弘)
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