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今野真二著 『言霊と日本語』 「言霊」の語を考察 神と関はる人々に

令和3年04月05日付 6面

 本書は、「日本語・日本文化の中で『コトダマ』という語がどう使われ、『コトダマ』がどのようにとらえられてきたか」をテーマに、言霊についての用例・思想・信仰の諸相を、『万葉集』『古事記』『風土記』等の古典、江戸時代から明治時代に至るさまざまな人物の言説から探究してゐる。

 そして、そこから「神のことば」を聴き、「神に祈る」ことで「ことばの力」を発揮し、「詞のはたらき」に「霊妙」な力を感じ、神が「哀れみ」給ふことばを練った人々の「裏」「境」にある思ひを感じさせてくれる。日頃より神明奉仕される神職・総代様方をはじめとした、「神とのかかわり」の中にあるすべての人に、ぜひ御一読をお薦めさせていただきたい一冊である。
〈税込924円、筑摩書房刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學大学院博士課程後期・入倉滉太)

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