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【新刊紹介】 宇野日出生著 『近江の神道文化』 神社を通してみる 地域の歴史と文化

令和3年04月26日付 6面

 近江は豊富な史料と伝承の存在によって多くの研究者から注目され、神社の歴史民俗的研究にとって重要な示唆を与へ続けてきた地域である。本書は、この地域の神道文化を親しみやすい文章と美しい写真をふんだんに用ゐて紹介したものである。滋賀県内を四地域二十五話に分けてバランスよく紹介し、各話に写真・図版を四点以上挿入することで視覚的にも理解しやすいレイアウトになってゐる。

 由緒、社殿、祭礼など一般的事項を網羅した単なる県下神社の要覧ではなく、神社を軸とした地域社会の歴史文化、つまり神道文化紹介の書である。

 わが国の神道文化を理解するための着眼点を学ぶうへでも格好の入門書であるといへよう。
〈税込3080円、サンライズ出版刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學助教・柏木亨介)
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