文字サイズ 大小

【新刊紹介】マイケル・ソントン著 『水戸維新 近代日本はかくして創られた』 外国人の研究者が 維新の原動力考察

令和3年05月03日付 6面

 著者は昭和六十三年に神戸で生まれ、十八歳まで日本で育ったといふ。米国イェール大学で歴史を学び、ハーバード大学大学院で博士号を取得。現在はイェール大学東アジア研究所博士研究員を務めてゐる。「日本史を学べば学ぶほど、水戸そのものや水戸の人々に出会う機会が増えていった」「日本の近代革命たる明治維新の基礎を理解するためには、まず『始まりの地・水戸』を学ばなければならない」との思ひから、本書を執筆したといふ。
 本書では、この国を変へた水戸藩の六人として、徳川光圀・徳川斉昭・徳川慶喜・立原翠軒・会沢正志斎・藤田東湖六人を挙げ、彼らを中心に明治維新を語る。

 本書は、地域を盛り上げたいといふ「水戸ど真ん中再生プロジェクト」の協力のもと、クラウドファンディングの寄附によって出版された。英語版の出版も進めてゐるといふ。
〈税込1870円、PHP研究所刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(埼玉・春日神社宮司 石井嘉久)

読書 一覧

>>> カテゴリー記事一覧