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【新刊紹介】海軍少佐黒木博司生誕百年記念委員会ほか編『海軍少佐黒木博司遺文集』「回天」考案者の 思ひ集約した1冊

令和3年07月19日付 6面

 大東亜戦争で展開された特攻兵器、人間魚雷「回天」の考案者、黒木博司大尉(当時二十二歳、歿後少佐)が、大津島(山口県周南市)で訓練中、殉職したのは昭和十九年(一九四四)九月七日未明のことだ。

 本書は、少佐の思ひと生き方を通して、戦後、日本人が忘れ去ったものを思ひ出させてくれる。「特攻隊は犬死だった」と言ふ声を耳にすることがある。「特攻隊員を犬死にするかどうかは、戦後を生きる我々の肩にかかってゐる」と、のど元に刃を突き付けられる一冊だ。
〈税込6050円。申込みは黒木博司少佐生誕百年記念事業委員会・橋本秀雄氏(電話〇五八四―九一―二四七八、電子メールhahideo@nifty.com)まで。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(産経新聞編集委員・宮本雅史)
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