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【新刊紹介】南日本新聞社編『鹿児島民俗ごよみ』現代では懐かしい 神様との生活記録

令和3年09月13日付 4面

 本書は三十四、五年前の県内各地域での神とともにある生活の一場面である。「懐かしい!」「エー、こんな光景だったの?」――思ひはそれぞれであらう。昭和六十一年に、地方紙・南日本新聞社の社会部に在籍してゐた名越護氏が、週二回「くらし生活面」で連載した記事をまとめたものである。

 本書を読んで思ふことは、民俗行事は人々の安穏・集落の安泰な生活を祈り、時代ごとの社会的規範・観念を受け、生活に合った要素を取り入れ、時に抹消しながら、地域固有の多様な形となったのではないかといふことだ。
 秋の夜長、新幹線の南の果て・鹿児島のかつての今に、タイムスリップしては如何だらうか。
〈税込1980円、南方新社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(鹿児島・巖島神社宮司 宮内幸博)
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南日本新聞社 編 / 南方新社
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