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【新刊紹介】菅野覚明著『幕末維新英傑伝』 「志」と「独立」を 現代人の「範」に

令和3年09月27日付 4面

 著者は「はじめに」の最初の一文でかう語りかける。
幕末維新期にさまざまな分野で活躍した英傑をとりあげ、特にその生き方・人柄・思想に光をあてて、現代を生きる私たちの範を求めるというのが本書の狙いです。
 この狙ひには、日々自己省察を重ねた幕末維新期の英傑を「何から何まで美化する」のではなく、「一人の人間としての生き方に注目」するといふ視座がある。
 本書では、「私たちへの範」となる英傑として、佐藤一斎・徳川斉昭・井伊直弼・伴林光平・吉田松陰・アーネスト=サトウ・横井小楠・佐久間象山・西郷隆盛・島津斉彬・西周・タウンセンド=ハリス・勝海舟・山県有朋がオムニバス形式で紹介されてゐる。

 わかりやすく整理・紹介された幕末維新の英傑から、範とするべきは「身構へ・心構へ」であり、正に一読をお勧めする著作である。
〈税込2640円、ミネルヴァ書房刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(國學院大學大学院博士課程後期・宇都宮市剣道連盟副会長 杉本優)
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