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【新刊紹介】今泉宜子著『明治神宮 内と外から見た百年』世界に開かれた日本の窓 明治神宮と異邦人の邂逅

令和3年11月22日付 6面

 本書は、明治神宮国際神道文化研究所主任研究員を務め、『明治神宮戦後復興の軌跡』『明治神宮―「伝統」を創った大プロジェクト―』など多数の研究実績を残してゐる著者の新刊である。
 明治神宮は昨秋、御鎮座百年大祭の佳節を静かに迎へた。この百年の間に鎮守の杜を訪れた多くの異邦人たちは、それぞれの時代にいかなる役割を担った人々であったのか。そして、彼らを通して明治神宮が見た世界とは、一体どのやうなものだったのだらうか。神宮の創建から今日に至るまでの歩みを、『社務日誌』などの文献を紐解きながら、訪れた外国人たちを中心に描き出していくのが本書である。

アフターコロナの時代に向け、日本と世界とをつなぐ明治神宮において、訪れる人々で賑はふ御社頭を再び見ることができる日を心待ちにしたい。一日も早くその日が来ることを願ひつつ、ぜひ一読をお薦めしたい。
〈税込1034円、平凡社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(東京都神社庁主事補、本紙通信員 二藤泰明)
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[31120045] 明治神宮 内と外から見た百年 新刊 おすすめ
円(本体価格 940円+税)
今泉宜子 著 / 平凡社
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