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【新刊紹介】海部穀成総監修・三橋 健編『籠神社の綜合的研究』学術研究の集大成 地方史面でも重要

令和4年07月25日付 6面

 丹後国一宮である籠神社は、『延喜式』神名帳にも記載され、かつて天照大御神が同地に四年奉斎されてゐた時の「吉佐宮」にあたると伝へられる古社である(『元伊勢籠神社御由緒略記』)。このたび、養老三年(七一九)の神社創祀から一千三百年の佳節を迎へ、御鎮座千三百年式年大祭の記念事業として、本書が刊行されることになった。
 
 執筆者は三十四人に及ぶ。
 各章ごとに個別の研究書として出版されても充分な内容であり、これが一冊にまとめられてゐる点において、現段階の籠神社研究が集約されてゐることにならう。

 今後、望むならば、編者の三橋氏が「あとがき」で述べる如く、関係史料を掲載した「資料編」が編纂されることを期待して已まない。
〈税込17600円、清文堂出版刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(皇學館大学准教授・佐野真人)
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[31910018] 籠神社の綜合的研究 新刊 おすすめ
円(本体価格 16,000円+税)
海部穀成 監修 / 清文堂出版
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