再建六十年の節目 盛大に奉祝大祭を 長崎県護国神社
長崎大学龍踊部による龍踊の演舞
【長崎】今年再建六十年を迎へた長崎市の長崎県護国神社(村田仁宮司)では十月二十一日、「秋季例大祭並に再建六十年奉祝大祭」を斎行し、遺族・崇敬者をはじめ関係者約百人が参列した。
同市内に祀られてゐた梅ヶ崎招魂社と佐古招魂社を起源とする同神社は、昭和十七年に内務大臣指定の護国神社に列せられ、同十九年十月に現在地に造営・遷座。翌二十年八月九日の原子爆弾投下ですべての建造物を焼失したものの、同三十八年十月に同地に再建し、今年で六十年の節目を迎へた。
祭典後、境内では地元の長崎大学龍踊部による龍踊の演舞がおこなはれた。この奉納は、再建時の奉祝行事でも勇壮な龍踊が披露された記録が残ってゐたことから企画されたもの。
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