一月十七・十八の両日、神社新報社本社に対して渋谷税務署による税務調査があった。
調査は、神社新報創刊七十周年記念事業に係る特別会計の収支及び残余金を対象とするもので、税務当局より収支及び残余金の一般会計への繰り入れを含めた修正申告の必要性が指摘され、三月上旬までに正式な指導をおこなふ旨が伝へられた。また調査官は、特別会計及び一般会計の日常的な事務については的確に処理されてゐることを確認してゐる。
前田総務部長談 残余金は来る八十周年記念事業基金等として有効活用すべく特別会計として管理してゐた。多くの神社や個人から御寄附いただいて実施した記念事業の残余金を一般会計に繰り入れることは、本来の趣旨とは異なりますが、税務署の正式指導を待ち、対応する所存です。