神社界唯一の新聞社 神社新報社

　神社新報社の臨時株主総会が四月二十七日に東京・渋谷区の一般財団法人日本文化興隆財団会議室で開催され、株主など約二十人が出席した。
　総会は午前十一時に始まり、高山亨取締役社長が議長を務めて議事を進行。事務局が、事前に送付した資料をもとに今年一月の本社への税務調査とその後の対応について報告した。
　報告後の質疑では、「責任の所在を明らかにするため重加算税部分を取締役会で責任を持つ」といふ説明に関してや、公認会計士による指導の有無、株式会社の運営にあたっての会計処理に対する認識、十九年振りに税務調査があったことの経緯や目的などについても意見や質問が寄せられ、それぞれ事務局や高山社長が回答した。
　なほ株主総会終了後には本社取締役会が開かれ、税務調査にともなふ修正申告等の報告があったほか、納税後の残余金の扱ひなどについて協議した。