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政府・宮内庁の会合を受け会議 時の流れ研究会

平成30年12月10日付 2面

 「時の流れ研究会」(会長=高山亨神社新報社社長)の相談役・運営委員等合同会議が、十一月三十日に神社本庁地下一階第三会議室で開かれた。
 今回の会議は、政府の「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」と、宮内庁の「大礼委員会」が二十日に開催されたことを踏まへておこなはれた。このうち「大礼委員会」が発表した「退位の礼関係諸儀式(予定)」について、同会が発信してきた要望と大きな相違点がなかったことを確認。この点について高山会長は、「ひじょうにありがたいこと」と述べた。
 また、即位に伴ふ諸儀式については、細かい点に未だ検討すべき課題が残されてをり、引き続き意見交換・検討をおこなっていくこととした。
 元号については、明治以降、一世一元制が本義である旨を確認。朝見の儀等を踏まへ新元号に関する政令は新帝のもとで公布されるべきであり、即位日に施行すべきことなどの意見で一致した。