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改元や御代替り 広く意見を交換 時の流れ研究会

平成31年04月08日付 2面

 「時の流れ研究会」(会長=高山亨神社新報社社長)の運営委員・相談役合同会議が三月二十九日、神社本庁地下一階第三会議室で開催された。
 会議では、改元・御譲位・大嘗祭等を主題に意見を交換。改元の諸手続きについては、政府等の動きや同会が発表してきた意見、新元号に関する一般の反応などを振り返り、四月一日の新元号発表とその問題点を注視することとした。
 また新元号の法律上の取扱ひについて、四月一日に閣議決定・公布、五月一日に施行であることを確認。五月一日公布が実現しなかったことに対しては残念である旨の声があったほか、公布と施行の別について政府が国民に広く説明する必要性について指摘された。
 このほか御譲位・御即位に際する剣璽の相応しいお取扱ひや、大嘗宮の主要三殿の屋根を茅葺きから板葺きに変更する宮内庁案などについて意見を交換。引き続き茅葺き実現に尽力していくことで一致した。