神道のひかり 中東 弘著
令和8年04月20日付
6面
「ひかり」とは 感謝と祈りの力 本書は、神道を日々の暮らしを通して分かりやすく解説した、日本人の原風景を見つめ直す一冊であるが、著者の神道人としての歩みの書でもある。
「“今”の自分になるために、すべての修行が準備されていた」と、枚岡神社に奉職後は、次々と新たな取組みを始める。宮司と巡る「神津嶽(枚岡神社の本宮)登拝」「本社・摂社・末社巡拝会」。年齢制限なしの「巫女体験研修」は初級・中級・上級・最上級とステップアップしていく。
神職、総代のみで実施の「お笑い神事」を一般参加型の祭りに移行。現在は全国より三千から四千人が集ふ。「笑いは、神様への感謝の声」と二十分間、大声で笑ひ続ける。そのほか、国旗掲揚の推進、神道行法研修会の実施、大造営事業の完遂など枚挙に暇がない。しかも、驚くべきは、これらすべての取組みが六十八歳から始められ、八十五歳の今も神職・氏子崇敬者の先頭に立ってゐるといふことだ。
斯界に身を置くものにとっては、まさに「奉務心得」「神道教化」の良書といへる。
〈税込1700円、内外出版社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(大阪・姫嶋神社宮司 鈴木孝季)
◎
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