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「蚕糸の日」フォーラム 御装束神宝の記念講演も

令和8年04月13日付 5面
パネルディスカッションも
パネルディスカッションも

 神宮式年遷宮の御料とも縁が深く、かつてわが国が世界最大の生産国だった生糸を主題とする「蚕糸の日二〇二六フォーラム」が、三月十三日に東京・渋谷区の東京ウィメンズプラザで開催され、約二百五十人が参加した。
 このフォーラムは、一般財団法人大日本蚕糸会と一般社団法人日本サステナブルシルク協会が主催。繭・生糸価格の低迷により農家及び製糸業の数が大きく減少し国内蚕糸業が消滅の危機にある現状を知ってもらひ、産業として持続できる方策を探っていくことを目的としてゐる。

 フォーラムは午後一時に開始。大日本蚕糸会会頭の松島浩道氏が趣旨説明等をおこなったのち、神宮式年造営庁神宝装束部技師の宮本史典氏が「神宮式年遷宮と御料生糸」と題して記念講演をおこなった。

 続いてパネルディスカッション「日本の蚕糸業が消滅してもいいの?」がおこなはれた。養蚕農家で日本サステナブルシルク協会代表の芦澤洋平氏、明治神宮国際神道文化研究所主任研究員の今泉宜子氏、一般社団法人アグリフューチャージャパン代表理事理事長の合瀬宏毅氏、一般財団法人消費科学センター企画運営委員の工藤操氏、岡谷蚕糸博物館館長の髙林千幸氏が意見を交換。東京農工大学名誉教授の国見裕久氏がコーディネーターを務めた。

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