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三十年ぶり古式大相撲 両国で節会を現代風に

令和7年10月20日付 6面
童相撲
童相撲
古式大相撲十番
古式大相撲十番

 日本相撲協会の財団法人設立百周年を記念した「百周年場所~古式大相撲と現代大相撲~」が、東京・墨田区の両国国技館で十月七日に開催され、三十年ぶりとなる「古式大相撲」が披露された。この催しは、公益財団法人日本相撲協会(八角信芳理事長)の主催で、一万人以上が観覧した。
 奈良・平安時代の宮中行事・相撲節会を現代風に再編しておこなふ「古式大相撲」は昭和五年に始まり、大東亜戦争による中断もあったが昭和三十八年まではほぼ毎年開催されてゐた。直近でおこなはれたのは平成七年の「―昭和天皇に捧ぐ―報恩古式大相撲」で、以来三十年ぶりとなる。

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