【新刊紹介】社務日誌を讀む 近代における宇都宮二荒山神社の基礎的研究・序章 杉本 優著
令和8年09月14日付
6面
社務日誌を活用した 神社史研究の可能性 本書は、宇都宮二荒山神社に所蔵されてゐる『社務日誌』を翻刻解読する著者が「神社神道実相研究」として取り組んできた経過を「中間報告・研究ノートとして一冊にまとめた」ものである。著者は七十歳。宇都宮市に生まれ、宇都宮大学卒業後、宇都宮市役所に勤務、平成二十八年國學院大學神道学専攻科を経て同大学院に進み、現在博士後期課程にて研究を進めてゐる。
社務日誌の翻刻解読を足がかりにすることで、各神社の近現代史研究の進展に大いなる可能性があることを本書は示してゐる。社務日誌等を持つ神社関係者や研究者に対し、自らの神社史を共につくっていかう、といふ呼びかけとも言へよう。
〈税込5500円、随想舎刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(神奈川・伊勢山皇大神宮権禰宜 小澤朗)
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